森林減少が続くキリマンジャロ山でいまも豊かな緑が残る“エデンの森”。山に暮らす村人たちが大切に守ってきた彼らの誇りの森であり、彼らの生活を支える命の森です。(下写真左側)
村人たちはその森が動物や植物、人々、生きとし生けるものすべてにとって「楽園」であり続けることを願って、森に“エデン”の名をつけました。そして世界の人々に、キリマンジャロ山に村人たちによって守られたかけがえのない森があることを知ってもらおうと、森のシンボルマークを作りました。(下画像右側)
シンボルマークには山頂に氷雪をいだくキリマンジャロ山、森を流れる豊かな川、森に棲む美しいクロシロコロブスモンキー、山に暮らす村人たち、そして真ん中に彼らを優しく見守る “エデンの森” が描かれています。村人たちの願いと思いが良く表されています。(シンボルマークの “Msitu wa Eden” はスワヒリ語で「エデンの森」、“Mlima Kilimanjaro” は「キリマンジャロ山」の意味です)。
タンザニア・ポレポレクラブは山に暮らす村人たちとともに “エデンの森” を守る取り組みを続けています。